撹拌槽 状態監視サービス SumiPred

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独自の常時状態監視サービスにより、
メカニカルシールの突発トラブルを未然に防ぎます

SumiPred(スミプレッド)は、 AEセンサを駆使した常時状態監視サービスで、 メカニカルシールの健全性を保ちます。
独自の処理技術を用いて予兆の段階で不調を自動検出し、 設備保全をサポートします。

AE(アコースティックエミッション)とは?

AEとは、 物体内部での亀裂や変形に伴う弾性エネルギーの放出が超音波として放出される現象です。

特長

高精度な予兆検知
AEセンサを用いて、 初期段階で発生する超音波を検出し、 早期に異常を発見。
機械学習による状態評価
機械学習を用いて設備の状態を数値化し、 悪化の自動判定をおこない、
責任者へ通知。
クラウド監視
クラウドを利用した遠隔地からの監視も可能。
特長

CHECK POINT 01

メカニカルシールの性能は摺動面間隙間の形成具合に左右され、わずかな変化でも漏れを招く可能性があり、 通常の振動監視では検知できません。
異常な摩擦・摩耗だけではなく、 汚れなどでも追従性の悪化によるシール性能の低下、 微小な変化が漏れを誘発することもあります。 総合的かつ高精度なセンシング技術が求められます。

当社の常時状態監視サービス「SumiPred」は、 AE信号から摩擦・摩耗の程度や振動の特徴を抽出し、 独自技術により高精度に解析します。 環境ノイズの影響を抑えながら、 微小な予兆を早期に検出します。 運転条件が変化しても正確な状態評価が可能であり、 設備の安定稼働を継続的に監視し、 予防保全を支援します。

CHECK POINT 02

計測システム

計測システムはセンサ、 計装盤、 計測処理サーバから構成されます。
それぞれはケーブルでの接続となります。

計測システム センサ
  • AEセンサに加えて振動センサも設置します。
  • 外部振動が原因のトラブルとメカニカルシール内部でのトラブルを区別するために振動センサを用います。
  • センサは防爆対応です。
計装盤
  • バリアアンプ、 電源ユニットが収納されます。
  • 非防爆域への設置となります。
計測処理サーバ
  • センサから得られた膨大なデータを処理・解析し、 必要なデータ成分に変換します。
  • 非防爆域への設置となります。
監視システム クラウド
  • 住友重機械グループ共通基盤プラットフォームのSHICuTe®を使用します。
  • 計測処理サーバからクラウドの監視システムへのデータ通信には、 他から分離された閉域網を使用し、
    安全にデータ通信を行います。
構成

運用イメージ

  1. STEP 01 日常管理

    WEB監視システムではリモートで過去データも確認できます。
    日報メールでは前日との状態変化を短時間で確認できます。

    日常管理
  2. STEP 02 当社サポート

    異常の発報や傾向の変化にお気づきの際は、 当社サポートが速やかに状況を確認し、
    適切な対応をご案内いたします。

    当社サポート
  3. STEP 03 レポート提出

    日常的な傾向監視に加え、 必要に応じて高度なデータ分析を行い、
    緊急度や状態評価を反映したレポートを迅速に提供します。

    レポート提出
  4. STEP 04 アクション

    レポートの結果をもとに、 緊急度に応じた整備計画の検討・調整を支援するとともに、
    整備に関連する各種サービスをご提案いたします。

    整備計画への反映

SumiPred導入による効果

「SumiPred」導入によって、 保全現場でのお困りごとを改善いたします。

課題 お困りごと 導入による効果
①故障・異常の予防と再発防止 故障の原因が不明で再発を繰り返す。 故障原因を推定し、 対策を講じることで再発防止に繋がります。
異常の発見が遅れ、 対応が後手に回ったり、 突発的な故障が発生し、 生産ロスが発生。 異常を早期に検知・予測して損傷の拡大を防ぎ、 突発的な停止を回避することで、 生産ロスを大幅に削減します。
②点検・保全の効率化 ベテラン依存で保全作業が属人化しており、 基準も不統一。 AIにより状態を可視化、 作業を標準化し、 技術継承が容易になります。
現場への移動や紙による記録が必要。 リモートで監視し、 デジタル記録で情報を可視化・共有ができます。
SumiPred導入による効果

Product Guide

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