撹拌槽 SUPERBLEND®

2軸機構により
層流・乱流の壁を克服!
竪型撹拌槽の限界を超えたマルチパーパス撹拌装置

SUPERBLEND®(スーパーブレンド®)は、 撹拌槽の致命的問題であった低粘度から高粘度までの均一混合性を、 異なる翼形状を有する2軸機構により克服しました。
多品種生産及び重合時の急激な粘度変化に対し常に最適な運転が可能となります。

CHECK POINT 01 液粘度における混合時間の変化

重合反応及び溶解、 晶析等の操作の場合、 運転中に槽内液の粘度が大きく変化します。 通常最高粘度域に適した翼が選定されているものの、 運転初期での均一分散不良の操業時間への影響度合は無視できないポイントといえます。 写真は低粘度及び高粘度液での脱色状況を示したものです。 DOUBLE HELICAL RIBBON翼では低粘時の混合性能が極端に低下しています。

図1は、 低粘度による混合時間の変化を示したものです。 SUPERBLEND®は低粘度から高粘度に至るまで良好な特性を示すことがわかります。

SUPERBLEND®とDOUBLE HELICAL RIBBONの比較

SUPERBLEND® DOUBLE HELICAL RIBBON
撹拌条件 粘度10poise
回転数 内翼:104rpm 
外翼:52rpm
75rpm
低粘度での脱色状況
SUPERBLEND® DOUBLE HELICAL RIBBON
撹拌条件 粘度5000poise
回転数 内翼:13rpm 
外翼:13rpm
15rpm
高粘度での脱色状況

図1. 液粘度による混合時間の変化

消費動力 Pv(kW/m3)を一定にした場合

液粘度による混合時間の変化

CHECK POINT 02 異粘性液の完全混合時間の比較
(ヨウ素脱色反応)

高粘度液中への低粘度液巻き込み状況を写真に示します。 SUPERBLEND®では内・外翼の相乗効果で低粘度液が、 容易に取り込まれることがわかります。 また図2は取り込まれた液の濃度分布と撹拌時間の関係を示しています。 この様にSUPERBLEND®では、 高粘度中への分散が短時間で可能となります。

SUPERBLEND®とDOUBLE HELICAL RIBBONの比較

SUPERBLEND® DOUBLE HELICAL RIBBON
撹拌条件 粘度5000poise
回転数 内翼:13rpm 
外翼:13rpm
15rpm
高粘度液中への低粘度液巻き込み状況

図2. トレーサー濃度の経時変化

トレーサー濃度の経時変化
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