撹拌槽 NANOVisK®
1台で高粘度液の微細化・均一分散を実現!
NANOVisK®(ナノビスク®)は、 翼の最適化による槽内微粒化システムを確立することにより、
これまで困難であった高粘度域での微細化・均一分散を実現した複合撹拌装置です。
新製品開発から少量多品種生産まで、 お客様の新たな可能性を創造します。
ラインアップ
当社では目的に応じて、 1万~10万mPa・sに特化した高粘度タイプと10万~1,000万mPa・sに特化した超高粘度タイプの2つのNANOVisK®を取り揃えています。
- 共通①
- 高速軸の軸長が短く共振のリスク低減
- 共通②
- 高速軸への水平荷重が小さく軸破損のリスク低減
CHECK POINT 01
高粘度用NANOVisK®
(1万~10万mPa・sに特化)
高粘度用NANOVisK®は、 外側のリボン翼と下部のディスパー翼がそれぞれ独立して回転します。
液は、 リボン翼によって下部に供給され、 ガイドリングによって効率よくディスパー翼に促されて、 微細化されます。
1 外翼構造(リボン翼)
リボン幅・ピッチの最適化による全体流動の形成
2 下翼構造(高速ディスパー翼)
翼径・形状の最適化によるせん断力の増大
3 ガイドリング(ステータ)
下部高速翼による高粘度液微細化(相対速度の増大)
CHECK POINT 02
超高粘度用NANOVisK®
(10万~1,000万mPa・sに特化)
超高粘度用NANOVisK®は、 さらに粘度の高い液を流動させるため、 中央内側にゲート翼を加えた同芯3軸機構となっています。
内側のゲート翼、 外側のリボン翼、 下部のディスパー翼の3つがうまく機能することで、 従来機器では適用できなかった1,000万mPa・sという超高粘度液にも対応可能となります。
1 外翼構造(リボン翼)
リボン幅・ピッチの最適化による高せん断場への循環流量の増大
2 下翼構造(高速ディスパー翼)
翼径・形状の最適化によるせん断力の増大
3 内翼構造(ゲート翼)
外翼と内翼による混練促進
下翼から外翼への液の供給を促進
微細化性能向上型(特許出願中)
●ブレード角度や形状の改良により、せん断翼による微細化性能が向上
●ディスク型、非ディスク型の新型せん断翼ラインナップを拡充
湿式粉体分散特化型(特許出願中)
●溶液中への粒子巻き込み・微細化プロセスでの微細化性能を追求した新形状